絵本を読み聞かせは楽しい。司書業務の中で一番好きな仕事です

今の図書館には絵本がたくさん置いてあって、並べたり貸し出しするだけじゃなく、多くの図書館で読み聞かせ会を実施していて司書たちが子どもたちに読み聞かせしています。

そして、私もいよいよ読み聞かせデビューを果たすことになったので、その時の様子をお話しします。

緊張の読み聞かせ当日

読み聞かせ会は対象年齢別に分かれていて、私は乳児向けの絵本の読み聞かせを担当することになりました。

大勢の子どもたちが来るので、見やすいようにすごく大きなビッグブックといわれる本を使うんですが、司書になってから初めて見て驚きと感動でした。

ちょっと重いですが、特別感があってわくわくしますよ。

まだ独身の私は子ども相手に絵本を読んであげたことはないので、子どもたちがちゃんと聞いてくれるか不安でした。

毎日家で練習して、ここで笑って欲しいとか感動してほしいと思う場所を重点的に読み、よし完璧と自分なりに納得して、というか自分に言い聞かせて本番に挑んだのです。

当日はやっぱり緊張して声が震えてつっかえたりすることもありましたけど、子どもたちも興味深そうに聞き入ってくれて、最後にママたちの拍手ももらいました。

子どもも親も司書も成長できる読み聞かせ

読み聞かせを体験して、読み聞かせにはこんな効果もあるんだと気づきました。

★聞いてるほうだけではなく、読んでいるほうも癒され心が落ち着く。
★お母さんの癒しにもなり表情が穏やかになり、声が優しくなる
★子どもとお母さんのコミュニケーションがとりやすくなる
★家族の話題が増える

読み聞かせは、私にとって子どもの成長を助け見守れる素敵な仕事でもあり、自分自身もともに成長できる貴重な体験になりました。

かなり充実している図書館の絵本コーナー

今は多くの図書館にはキッズコーナーなるものがあって、赤ちゃんから小学生まで幅広く利用されてます。

絵本だけじゃなくて、紙芝居もあってお母さんが自分の子どもやお友達の子どもたちに読んであげているほほえましい姿もみられるんですよ。

司書資格を持つ母に聞くと、昔の図書館では絵本はあまり置いてなくて、あっても古くてボロボロになったものが多かったんだそうです。

活字離れが進む中、子どもの時からいい本に出会って本と仲良くなってもらおうというこの取り組みは素晴らしいと思います。

読み聞かせで子どもたちに絵本を聞かせた体験からも、国民の血税はこういうところにこそ使われるべきだと、ひしひしと感じた私です。

会を重ねるごとに司書たちも指人形を使ったりお面を作ったり工夫を凝らすようになり、私もそんな先輩たちを見習いたいと思ってます。

普段は司書が読み聞かせをしますが、大きな図書館では絵本作家が来て読んでくれることもあるみたいです。

【就活体験談】司書の求人に応募した時の仕事探しのはなし

無事に司書の資格を取得した後、図書館への就活をしたのですが、これもかなりの難関でした。

まず司書の仕事探しは何から手を付けていいかわからなくて、情報収集から始めて図書館で働くまでの道のりはなかなかの険しさです。

司書の就活開始!

無事に資格を取れても、司書になるためには採用試験に受からないとダメなんですよね。

司書の仕事は人気があるわりに採用枠が少なくて、大学で資格を取った新卒の人でも正規の職員として採用されるのは難しいんです。

私みたいに中途採用になると正規の職員として採用される人は少なくて、私の知る限りでは1人もいません。

でも正規ではなくてもとにかく図書館に入れればいつか正規職員になる道が開かれるかもしれないと思って、司書の就活を始めることにしました。

私が司書の就活のためにやったことはこんな感じです。

★ハローワークに登録して求人を毎日チェックする
★友人に連絡を取って情報をもらう
★卒業した短大の就職相談担当の先生に相談する
★派遣会社に登録する

まずハローワークの求人を見てみると、司書の求人はありませんでした。

司書の求人の情報収集

司書の友人に聞いてみると、ハローワークでもパートや臨時なら時々求人があり、ねらい目は年末や3月なんだそうです。

あと、公的図書館なら広報に求人情報が載る可能性もあるとのことでした。

求人が出るまで待っていられなかった私は、まず卒業した短大の就職相談担当の先生に連絡を取って今年は司書の募集があるか聞いてみることにしました。

先生の答えは、去年は臨時職員1人という話があったけど今年はまだないというものでした。

そしてもしあったとして今年の卒業生を優先するので、紹介できるかどうかはわからない旨のことを遠回しに言われました。

まあ、確かにそのとおりです。

思えばここで親身になってもらって入った会社を退職して司書になろうというのだから、失礼な話かもしれませんね。

就活の結果、派遣社員として図書館に勤務することに

仕方がないので派遣会社に登録し、短期の仕事をしながら毎日パソコンでハローワークの求人をチェックしていました。

少ないものの求人はいくつかあり、公的な図書館だけではなく学校の司書なども受けてみましたが受かりませんでした。

そんな生活を続ける中、登録している派遣会社で条件に合う仕事がなく、しばらく無職になってしまったんです。

それで別の派遣会社に登録したら、そこでは図書館の仕事を紹介していて司書資格を持つ私は即採用になり現在に至るというわけです。

まさに棚ぼたという感じで、人生どこで運命が変わるかわからないもんだと思いました。

勤務は週4日で、9時から5時でした。

独身の私はフルタイムで働きたかったんですが、ここで逃すと一生図書館で働けないかもと思い決めました。

私はまだ年齢的にも公務員試験を受けて正職員になれる可能性もあるし、職場の先輩や上司も若いんだから挑戦したほうがいいと応援してくれてます。

公務員試験はかなりの難関ですが、頑張って公務員試験を受けて正規の職員を目指そうかと思っています。