より良い司書になるためのスキルアップで私が勉強していること

現在私は司書として図書館で働けていますが、より良い司書になるために自分自身のスキルアップしていきたいと思っています。

そして同時に、正規の職員になるための勉強も頑張りたいと思っているのが現況です。

本の知識を付ける努力

司書の仕事は楽しくやりがいがありますが、今よりもっと利用者に喜んでもらうためにはまず本の知識なので、私はこんな感じで勉強してます。

★新聞やテレビで人気作家の新刊本やランキングをチェックする
★直木賞や芥川賞の受賞者の本はすぐに読み、単語帳に書いて過去の受賞者も覚えるようにする
★本だけではなく、新聞にも目を通す
★漫画やCD、絵本にも目を向け、読んだり聞いたり調べたりする

新聞は毎日のことなので一面だけは読むという自分だけのルールを決め、余裕があったら数誌に目を通します。

司書の基本はやっぱり本を貸すことや探すこと、紹介することなので図書館のどこにどんな本があるかがすぐわかるようになるのがまず第一の目標です。

そのために表をつくって、時間があるときに眺めて覚えるようにしてます。

正職員になるために公務員試験の勉強

いずれは正職員になりたいと思っているので、公務員試験の勉強も少しずつ始めています。

公務員試験はさらなる難関で狭き門ですが、あせらずにコツコツがんばれば夢は叶うと信じています。

まずは過去問を買ってきて、1日1ページずつを目標にやってますよ。

また、司書のプロフェッショナルといえるような認定司書の資格があることを知って、これもいつかは取りたいですね。

これまたかなりの難易度ですが、これを目標にして日々精進していけば道が開けるんじゃないかと希望を持ってます。

司書の業務に役立ちそうな資格を取ったり知識を身につけたい

司書の仕事は人に接する仕事で、特に子供と接する機会が多いので幼児心理学や児童心理学にも興味が湧いてきました。

今は図書館にある心理学の本を読んで知識を増やしているところですが、いずれは本格的に勉強したいと思っています。

また、今の図書館はITが不可欠となっています。

私はパソコンの入力は得意ですが、情報処理の資格も取りたいと思い、これも図書館にあるITの雑誌を読むところから始めてます。

もっと読み聞かせが上手になってたくさん聞きにきてもらえるように、絵本専門士の資格も取りたいですね。

学校の勉強は苦痛でしたが、今しているのは図書館の仕事に役立てるための勉強と、自分の司書としての未来を明るくするための勉強です。

だからなのか、あまり苦にならず楽しくできています。

憧れていた司書の仕事は意外にも肉体労働だった?体力がいる!

司書になる前は、本は読むものでしたが、司書になってからは運ぶものになりました。

かくして私は、この本が以外と重いものであり、司書が肉体労働であるという以外な事実を知ることになったんです。

大量の本を運ぶ司書のお仕事

1冊の本の重さの目安は、だいだい下記のとおりです。

★文庫本 約200グラム
★ハードカバー 約500グラム
★漫画本 約200グラム
★CD・DVD 約100グラム

厚さや大きさによって差はありますが、本は1冊だったらほぼ1キロ以下です。

この本が大量に入ったコンテナを持ち上げたり、コンテナを台車に乗せて押して運んだりというのも司書の仕事なんです。

私の働いている図書館には2階がありエレベーターはあるんです

が、使えない時もありますから、これを持って階段を上がることもあります。

結構つらい配架作業も司書のお仕事

そして、運んだ本は本棚に並べないといけません。

大量の本が置いてある図書館の本棚は段数も多く、上の段に並べるときは背伸びをして腕をのばさないとなりません。

中段の時は中腰、下の段の時はしゃがんで頭を下げたりとか結構無理な姿勢になることが多いです。

そして本棚を移動する際には、たくさんの本が入った重いコンテナを移動したりしないといけません。

返却された本や新しく入った本を本棚に並べるこの配架作業も、結構体を使う仕事なんです。

この作業が終わるころには、腰や肩、腕や太ももなど痛くないところがないくらい体中が痛くなってます。

意外な司書の職業病

司書になる人は、たいてい文科系の学校の出身です。

そして本好きな人が憧れて目指す司書という職業に体力が必要だということに、多くの人が司書になってから気づくんです。

本が好きな人というのは運動が嫌いで苦手という人が多くて、かくいう私もそうだったんですね。

体を動かす習慣がないので体の動かし方がわからなくて、慣れない作業で腰を痛める人も多くヘルニアになる人もいます。

私自身もケアと予防のためにコルセットを愛用するようになり、体を鍛えるためスポーツクラブにも通うようになりました。

腰痛のほかに腱鞘炎になる人も結構いて、意外な職業病として司書たちの間では恐れられているんです。

 

司書の資格を取るためとか司書として採用されるために強靭な肉体や高い身体能力が必要とされることは、まずないです。

でも司書を長く続けるためには体力が必要なので、司書を目指す人は今から体力を付けておくことをオススメします。

司書ってどうなの?給料や待遇面での本音を暴露しちゃいます

司書の給料は正職員として勤めるか、契約なのかバイトなのか派遣なのかによって違ってきます。

正職員の平均的な年収は300万円くらいなので普通より少し少なめで、そのせいもあってか司書には女性が多いです。

司書の給料はどれくらい?

司書の場合、一番正当なというか正式といえるようなルートで採用されると地方公務員になりますから、それに順じた給料というわけですね。

学校にいる司書教諭になると、普通は教員として採用されるので教員と一緒になると思います。

学校によっては司書教諭のほかに学校図書館司書がいることもあり、こちらは非正規雇用が多いみたいです。

契約社員やアルバイト、パートだと平均的な金額からちょっといいくらいです。

派遣は派遣会社との契約になって、派遣会社によって違いますが普通のパートよりちょっといいことが多いです。

私のもらっている給料と見聞きした給料と若干想像を加えた金額になりますが、だいたいこんな感じです。

★地方公務員として正職員で勤務の場合の初任給→20万円代前半
★司書教諭→20万円代前半
★学校図書館司書→15万円程度
★パート・アルバイト→時給800円から1,000円
★派遣→時給1,000円から1,500円

国立国会図書館などになるとまた特別ですけど、私がいるような地域に根付いている図書館だとだいたいこんな感じだと思います。

図書館の休みや人間関係はどう?

公的な図書館だと月曜日休みが多く、私の勤める図書館もそうで、開館時間も9時から7時までと長くて勤務日はシフト制です。

パートやアルバイトの場合は、土日休みという条件で働けることもあります。

図書館の人間関係は、本が好きという共通点で理解が得やすいからいいですね。

共通点があって話が合うというのは、良好な人間関係を保つのにすごく役立つんだと実感してます。

でも私のいるところは大丈夫ですけど、公務員は定年まで勤める人が多いのでお局様がデンと構えている図書館もあるみたいですよ。

パラハラや人間関係に悩むことがあるのは、どの職場でもあることなんでしょう。

図書館司書ってやりがいある?

待遇的にはすごくいいというわけでもなく、ブラック企業並みに酷いというわけでもありませんが、やりがいという意味では二重丸だと思います。

向き不向きはありますが、多くの人に本を読んでもらえる喜びを日々感じられるのは素晴らしい事ですよね。

読み聞かせ会やイベントも多く、本を通じて人とのつながりができていく達成感も大きいです。

今は絵本やCD、DVDまで置いてあって、老若男女大勢の人が毎日図書館に訪れ、地域の人々の暮らしぶりも感じ取れるんです。

本の整理など力仕事もあり、腰が痛くなることもありますがそれ以上に楽しいことも多いです。

私の場合は派遣なので派遣会社との契約になり、時給1,500円もらっています。

派遣のほうがいいようですが、契約やパートは条件が揃えば有休やボーナスももらえ、保険に加入できる場合もあるようです。

図書館利用者からのクレームやトラブル対処も司書のお仕事?

図書館には毎日大勢出入りしていて、年齢にも性別にも制限がありません。

多くの人が出入りするとトラブルが起きやすくなって、クレームの種類も量も多くなりますが、図書館も例外じゃないんです。

本の返却や破損に関するクレーム

まず図書館ならではのトラブルといえば、貸した本が返ってこないというものです。

レンタル屋さんと違って追加料金が発生しないこともあって、期限を守らない人は結構いますね。

公的機関のためかなり融通を聞かせますが、予約が入っていたりあまり遅れている場合はこちらから通知を送ったり電話をすることもあります。

大抵は謝って返してくれるんですが、中には怒る人もいますし、なくしたっていう人もいます。

また返してくれても、破れていたり汚れていたりということもあるんです。

図書館の本は税金で買っているんですから、自分たちが買っているのと同じで本を破損させるのは自分の財産を捨てているのと同じだって気づいてほしいですね。

利用者同士のトラブル処理もあり

昼間の利用者で多いのが、母子と定年になって時間ができた元サラリーマンです。

そして自由に本を楽しませたい母親と静かに本を読みたいサラリーマンとのギャップがあって、司書に苦情がくることがあります。

こういう時は子供を静かにさせてくれという年配の方の意向を司書の言葉として伝えなければならず、心苦しい思いがします。

子供がものすごく騒いでいるというなら仕方がないですが、ちょっとした物音が気になる人も多いです。

たいていのお母さんは理解してくれて子供を注意してくれますが、子供は言っても聞かないこともあります。

絵本や児童書は結構高額であまり買えないから図書館があってうれしいっていう親御さんの声をきくと、私的には多めにみてほしいなというのが本音なんですけどね。

その他のクレーム

図書館では、さまざまなクレーム・トラブルが起きますが、主なものをあげておきます。

★飲食禁止を守らない
★読みたい本がないとごねる
★司書に対して暴言を吐く

図書館は税金で成り立っていて司書は公務員だという意識が強いことから起こるクレームやトラブルも多いんです。

図書館で働いてみると、司書が接客業だということに気づきます。

本に関する知識や情熱があればなんとかなると思ってましたが、クレーム処理能力やコミュニケーション能力が必要とされるのも司書の仕事なんです。

マナーを守らない人は注意すると逆切れすることもあって、こういう時はつらいです。

司書の仕事の楽しさややりがいを見つけた瞬間とは

本と人をつなげたと感じられる瞬間は、司書になってよかったと心から思える時で、やりがいを感じる時です。

探していた本を見つけてあげた時の、利用者の嬉しそうな顔を見るともっと本やこの図書館のことを覚えて役立つ司書になろうと思います。

本の知識が人の役に立った瞬間

図書館で本を探す人の中には、タイトルや作家名が分からなくて探してくれっていう人もいます。

自分でも経験がありますが、本の中のあの文章が大好きだったけど何の本か思い出せないということもあります。

内容もわからないけど主人公の名前だけ鮮明に記憶している本があって、それを読みたいなんていうリクエストもあるんですね。

数年前に直木賞をとった女性の作家の本が読みたいと言われたら、違う賞だったっていう記憶違いの場合もあります。

そういったリクエストでも、自分の知識を駆使して目的の1冊を探し当てられて利用者に感謝された時は大げさじゃなく金メダルを取った気分です。

利用者や貸し出し数を増やすのに役立てたと感じた瞬間

季節や話題にあわせて図書館のテーマを決め、おススメの貸し出し本を陳列するという仕事があります。

その陳列を任されて、いい感じに陳列できたときはテンションが上がります。

そして、陳列された本の貸し出し数が前月よりぐーんと伸びていたりすると内心笑いが止まりません。

販売するわけではありませんから、それで利益が増えるわけでも給料があがるわけでもないんですけど、自分自身を認めてもらったようでうれしいんです。

本屋さんのポップのように本のオススメ箇所や感想を書いたり、一番おすすめの本をピックアップして、入口付近に大きな模造紙でオススメ内容を書くこともあります。

これも自分の書いたものを利用者が読んでくれて、借りてくれた時はすごくうれしくなります。

何かを創造しているとか成長しているとか思えた瞬間

上記のほかにもやりがいを感じる瞬間はたくさんありますが、いくつか挙げてみます。

★イベントで自分の意見が通り、評判がよかった時。
★ワークショップでたくさんの人が集まり、その関係の本の貸し出しが増えた時。
★読み聞かせがうまくなったと言われた時。
★車椅子の利用者に高いところの本を取ってあげて、嬉しそうにお礼を言われた時。

図書館では人の役に立てたとか、自分自身が成長していると感じられる瞬間があって、それがやりがいを感じる瞬間でもあるんです。

 

本を読むのはインプットですが、ワークショップなどでアウトプットの手助けも出来て、創造性も高い仕事なんだと思えるんです。

本に興味の無かった子供が夏休みに図書館に通うことで興味を持つようになってくれたりと、人の成長とも関わっていると実感もできます。