憧れていた司書の仕事は意外にも肉体労働だった?

司書になる前は、本は読むものでしたが、司書になってからは運ぶものになりました。
かくして私は、この本が以外と重いものであり、司書が肉体労働であるという以外な事実を知ることになったんです。

・大量の本を運ぶ司書のお仕事

1冊の本の重さの目安は、だいだい下記のとおりです。

★文庫本 約200グラム
★ハードカバー 約500グラム
★漫画本 約200グラム
★CD・DVD 約100グラム

厚さや大きさによって差はありますが、本は1冊だったらほぼ1キロ以下です。

この本が大量に入ったコンテナを持ち上げたり、コンテナを台車に乗せて押して運んだりというのも司書の仕事なんです。
私の働いている図書館には2階がありエレベーターはあるんですが、使えない時もありますから、これを持って階段を上がることもあります。

・結構つらい配架作業も司書のお仕事

そして、運んだ本は本棚に並べないといけません。
大量の本が置いてある図書館の本棚は段数も多く、上の段に並べるときは背伸びをして腕をのばさないとなりません。
中段の時は中腰、下の段の時はしゃがんで頭を下げたりとか結構無理な姿勢になることが多いです。
そして本棚を移動する際には、たくさんの本が入った重いコンテナを移動したりしないといけません。
返却された本や新しく入った本を本棚に並べるこの配架作業も、結構体を使う仕事なんです。
この作業が終わるころには、腰や肩、腕や太ももなど痛くないところがないくらい体中が痛くなってます。

・意外な司書の職業病

司書になる人は、たいてい文科系の学校の出身です。
そして本好きな人が憧れて目指す司書という職業に体力が必要だということに、多くの人が司書になってから気づくんです。
本が好きな人というのは運動が嫌いで苦手という人が多くて、かくいう私もそうだったんですね。
体を動かす習慣がないので体の動かし方がわからなくて、慣れない作業で腰を痛める人も多くヘルニアになる人もいます。
私自身もケアと予防のためにコルセットを愛用するようになり、体を鍛えるためスポーツクラブにも通うようになりました。
腰痛のほかに腱鞘炎になる人も結構いて、意外な職業病として司書たちの間では恐れられているんです。

司書の資格を取るためとか司書として採用されるために強靭な肉体や高い身体能力が必要とされることは、まずないです。
でも司書を長く続けるためには体力が必要なので、司書を目指す人は今から体力を付けておくことをオススメします。

司書ってどうなの?給料や待遇面での本音を暴露

司書の給料は正職員として勤めるか、契約なのかバイトなのか派遣なのかによって違ってきます。

正職員の平均的な年収は300万円くらいなので普通より少し少なめで、そのせいもあってか司書には女性が多いです。

司書の給料はどれくらい?

司書の場合、一番正当なというか正式といえるようなルートで採用されると地方公務員になりますから、それに順じた給料というわけですね。

学校にいる司書教諭になると、普通は教員として採用されるので教員と一緒になると思います。

学校によっては司書教諭のほかに学校図書館司書がいることもあり、こちらは非正規雇用が多いみたいです。

契約社員やアルバイト、パートだと平均的な金額からちょっといいくらいです。

派遣は派遣会社との契約になって、派遣会社によって違いますが普通のパートよりちょっといいことが多いです。

私のもらっている給料と見聞きした給料と若干想像を加えた金額になりますが、だいたいこんな感じです。

★地方公務員として正職員で勤務の場合の初任給→20万円代前半
★司書教諭→20万円代前半
★学校図書館司書→15万円程度
★パート・アルバイト→時給800円から1,000円
★派遣→時給1,000円から1,500円

国立国会図書館などになるとまた特別ですけど、私がいるような地域に根付いている図書館だとだいたいこんな感じだと思います。

図書館の休みや人間関係はどう?

公的な図書館だと月曜日休みが多く、私の勤める図書館もそうで、開館時間も9時から7時までと長くて勤務日はシフト制です。

パートやアルバイトの場合は、土日休みという条件で働けることもあります。

図書館の人間関係は、本が好きという共通点で理解が得やすいからいいですね。

共通点があって話が合うというのは、良好な人間関係を保つのにすごく役立つんだと実感してます。

でも私のいるところは大丈夫ですけど、公務員は定年まで勤める人が多いのでお局様がデンと構えている図書館もあるみたいですよ。

パラハラや人間関係に悩むことがあるのは、どの職場でもあることなんでしょう。

図書館司書ってやりがいある?

待遇的にはすごくいいというわけでもなく、ブラック企業並みに酷いというわけでもありませんが、やりがいという意味では二重丸だと思います。

向き不向きはありますが、多くの人に本を読んでもらえる喜びを日々感じられるのは素晴らしい事ですよね。

読み聞かせ会やイベントも多く、本を通じて人とのつながりができていく達成感も大きいです。

今は絵本やCD、DVDまで置いてあって、老若男女大勢の人が毎日図書館に訪れ、地域の人々の暮らしぶりも感じ取れるんです。

本の整理など力仕事もあり、腰が痛くなることもありますがそれ以上に楽しいことも多いです。

私の場合は派遣なので派遣会社との契約になり、時給1,500円もらっています。

派遣のほうがいいようですが、契約やパートは条件が揃えば有休やボーナスももらえ、保険に加入できる場合もあるようです。